SNSに疲れた日、ぬりえを試したら頭が静かになった話
スマホを置いたのに、頭の中がまだざわついている
夜の11時。ベッドに横になって、気づいたらまたスマホを開いていた。SNSを閉じたはずなのに、指が自然に次のアプリへ動いていく。誰かの投稿、誰かの暮らし、誰かの旅行。眺めているうちに、なんだか自分が取り残されているような、妙な焦りが胸の奥に積もっていく。
そのまま眠れないまま0時を過ぎる——そんな夜が、最近続いていませんか。わたしはずっと、そういう夜を送っていました。疲れているのは確かなのに、スマホを手放すと逆に不安になる。「何か大事なことを見逃しているんじゃないか」という感覚が、どこかにぬぐいきれないんです。

ゆきさん
しおくん
SNS疲れの正体——比べることを止められない仕組み
SNSはそもそも「見続けたくなる」ように設計されています。タイムラインは無限にスクロールでき、いいねやコメントが届くたびに小さな報酬感が生まれる。脳が「もう少しだけ」と繰り返す間に、気づけば1時間が経っている。
なかでもやっかいなのが、「比較」という反応です。誰かの昇進報告、旅先の写真、整った部屋の一角。それが悪意のない投稿だとわかっていても、見るたびに「自分はどうだろう」という問いが自動的に浮かぶ。この比較の連鎖が、じわじわと心を消耗させていきます。
「SNSをやめればいい」とよく言われます。でも実際には、情報収集や連絡のためにどうしても必要だったり、完全に断ち切るのは難しかったりする。だから必要なのは「やめる」ことではなく、SNSに奪われた心の余白を取り戻すための、別の時間を作ることだと、わたしは思うようになりました。
ぬりえが「脳のオフスイッチ」になる理由
そんなときに試してみたのが、ぬりえでした。正直、最初はあまり期待していませんでした。子どものころにやったことはあるけれど、大人がやるものというイメージがなくて。でも試してみると、予想外に「頭が静かになる」感覚があったんです。
ぬりえをしているとき、脳はひとつのことだけに集中します。「この花びらを何色にしようか」「この線の内側をはみ出さないように」——その小さな判断が続く間、SNSの比較ループは自然と止まっています。心理学ではこれを「フロー状態」と呼ぶことがあります。何かに没頭して時間の感覚を忘れる、あの状態です。
また、手を動かすという行為そのものにも意味があります。スマホを操作するのとは違い、色鉛筆を握って紙の上を動かすときの感覚——それは身体を通じた「今この瞬間」への接地です。頭の中の騒がしさから離れて、目の前のことだけに意識が向く。その切り替えが、思いのほか深い休息をもたらしてくれます。

ゆきさん
しおくん
実際に試したら、15分で別世界に入れた話
はじめて試したのは、仕事でいろいろあって「もう今日は何も考えたくない」という夜でした。線画をプリントして、色鉛筆を出して、ただ塗り始める。最初の5分くらいは、まだ頭の中で仕事のことや誰かの一言が浮かんでいました。でも、色を選ぶことに集中しているうちに、それが静かになっていく。
15分が経つころには、さっきまで気になっていたことがずいぶん遠く感じられていました。「あの返信どうしよう」という不安が、すっかり薄れていた。もちろん問題が解決したわけじゃないけれど、心の中の温度が少し下がった感じがしたんです。
時間にすると30分もかかっていなかったと思います。でも、その短い時間の中で確かに「頭が空っぽになった」瞬間があった。長い湯船に浸かったあとみたいな、じんわりとした静けさがありました。
「上手に塗れなくていい」という解放感
ぬりえをするとき、わたしが最初に感じた抵抗は「上手にできなかったらどうしよう」でした。絵が得意なわけじゃないし、色のセンスに自信があるわけでもない。でもやってみてわかったのは、ぬりえに「正解」はないということです。
はみ出したっていい。青空を紫にしたっていい。グラデーションがうまくいかなくても、それはそれで自分だけの色になる。SNSで「映える写真を撮らなきゃ」「ちゃんとしたものを出さなきゃ」というプレッシャーに慣れきった目には、この「失敗してもいい空間」がものすごく新鮮でした。
誰かに評価されるためじゃない。いいねをもらうためでもない。ただ自分のために色を選んで、自分のペースで塗るだけ。その単純さの中に、ずっと探していた「自分のための時間」があった気がします。

終わった後の静けさが、SNSにはない
SNSを見終わったとき、すっきりした気分になることは、ほとんどありません。むしろなんとなく疲れていたり、もやっとした気持ちが残っていたりする。それでもまた開いてしまうのは、そこに「刺激」があるからです。刺激は休息とは違います。
ぬりえを終えたあとの感覚は、それとは少し違います。何かを達成した達成感というより、ゆるやかに静まった、という感じ。夜にやると特に、そのまま眠りにつきやすくなることに気づきました。脳が興奮していないから、自然に体が休もうとする。
毎日やらなくていいと思っています。週に1〜2回、「今夜はSNSじゃなくてぬりえの夜にしよう」と決める。それだけで、一週間の中に「自分を回復させる時間」が生まれます。特別な準備も、高いものを買う必要もない。線画と色鉛筆さえあれば始められます。
ゆきさん
しおくん
IROTSUNAで今夜の線画を選ぼう
IROTSUNAは、AIが線画を生成して、印刷して、塗って、SNSで共有できるぬりえアプリです。「どんな絵を用意したらいいかわからない」という最初のハードルを、アプリが取り除いてくれます。花、風景、動物、模様——好みのテーマを選べば、自分だけの線画がすぐに手に入ります。
共有機能もありますが、もちろん塗るだけでもOKです。誰かに見せるためじゃなく、今夜の自分のために塗る。それがIROTSUNAの一番シンプルな使い方だと思っています。
スマホを見続けた日の夜は、同じスマホでIROTSUNAを開いて線画を選び、あとはスマホを置いて塗るだけ。そのたった一歩の切り替えが、頭の中をずいぶん静かにしてくれます。ぜひ今夜、試してみてください。IROTSUNAは無料でダウンロードできます。